世界一栄養がない野菜のキュウリの成分・美容効果について

世界一栄養がない野菜のキュウリの成分・美容効果について

キュウリの成分・美容効果について

サラダに酢の物に、ハンバーグの付け合せに…と、見た目は緑で地味ですが、食卓に並ぶ頻度は高い、日本人にはおなじみの野菜・キュウリ。

 

主役になることはあまり多くないけれど、ポテトサラダにキュウリが入っているかいないかで、「サラダ」らしさが全く違いますよね。そんな名脇役的なキュウリですが、90%以上が水分のため癖がなく食べやすいもののほとんど栄養がなく、たとえばビタミンCの含有量はイチゴの1/4程度、さらに皮の部分には「アスコルビナーゼ」という、ビタミンCを破壊する酵素が含まれています。

 

ナトリウムを排出するはたらきがあり、高血圧やむくみに効果的と言われる(ただし、どんな栄養も同じですがとりすぎはいけません。特に腎臓病の方は意識して制限が必要な場合もあります)カリウムという栄養素は比較的多く含まれていますが、キュウリのカリウム含有量は100gあたり200mg。これはスイカの約2倍ですが、他の野菜や果物と比較して見ると、実は大して多いわけでもありません。キュウリのカリウム含有量は大体リンゴと同程度で、多いものを挙げてみると、たとえばアボカドには100g中720mg、メロンには340mgほど含まれています。

 

ダイエットには向いているかもしれないけど、そんなに栄養ないんじゃ、食べる意味も無いんじゃないの?と思われるかもしれません。確かに、カロリーも極端に低く(ギネスにも認定されています!)、エネルギーのための栄養摂取としてはほとんど役に立ちませんが、食べる意味がないなんてことはありません。

 

キュウリの成分・美容効果について解説したいと思います。キュウリに含まれる「ケイ素」は、ミネラルの一種で、髪や爪を強化し老化を防止したり修復する、コラーゲンの生成を助ける、関節を健やかに保つなどの効果があります。この「髪や爪を強くする」作用が注目され、小鳥などの羽の生え変わり時期にキュウリを与えると良い、とも言われています。

 

また、キュウリはカロリーが低いのでダイエットには向いている、と前述しましたが、それ以外にもダイエッターさんにオススメなポイントがあります。キュウリには「ホスホリパーゼ」という脂肪を分解し、代謝を向上させる酵素が含まれているので、痩せやすい体質へと改善する、ダイエット効果が期待できます。ホスホリパーゼの効果を存分に発揮するためには、生のキュウリをすりおろして食べるのが一番です。

 

できるだけ食べる直前にすりおろすようにしましょう。ところで、キュウリは水分が多いだけあって、体を冷やすことには長けています。漢方においても清熱や解毒の効能があるとされ、熱のあるときによいと言われます。夏場は積極的に摂りたい野菜ですが、体を冷やしすぎてしまうのもまた良くありません。加熱するか、生姜など、体を温める作用のあるものと一緒に食べると良いでしょう。野菜の特徴を活かした、上手な摂り方を心がけたいですね。